10月30日終値 117円
日本航空(JAL)は29日、企業再生支援機構(以下、機構)に対し、JALグループの再生支援を依頼し、再生支援に関する事前相談を開始したと発表した。機構による支援手続きの第一段階で、今後、機構がJALグループの経営内容を査定したうえで、JAL及び主力銀行団が、支援を正式に申し込む。事業再生計画の詳細は確定していないものの、債権放棄などの債務調整が実施される蓋然性が極めて高く、債務不履行の懸念が強まったとR&Iでは判断している。ただ、政府の関与が強まる中、再建計画が進められることで、今のところ法的破綻の可能性は比較的小さいと見られることから、JAL及び日本航空インターナショナルの発行体格付をCCCにした。既発社債については、担保付債務も含め全ての債務を対象に調整が行われる可能性が高いことから、劣後性反映を解除し、発行体格付と同じCCCにした。(R&Iより抜粋 http://www.r-i.co.jp/jpn/news_topics/detail/200910/j09-c-980.pdf)
しかし何故JALはこうなってしまったのでしょうか? 新型インフルエンザの流行で渡航自粛と言うのも原因のひとつとよく言われますが、それだけではなくJAL自体の体質もあったものと思います。 年金の問題も重荷となり、このままJALに金銭的な支援をいくらやっても赤字が膨らむだけで、何の解決策にもなりません。 最近米国でも似たような事例がありました。 そうGMです。 GMは結局破綻の道を選択し、現在新会社で再生しようとしています。 JALも同じ道を辿るのではないでしょうか?
JALがこうなった原因のひとつに赤字路線があります。 何故赤字路線に飛行機を飛ばし続けてきたのでしょうか? 近年必要の無い地方空港がたくさん作られました。 各県1空港と言う発想だったようですが、それを推し進めたのは国の政策です。 そしてJALはその空港へ乗り入れることになります。 それも国の関与があったのではないでしょうか? 国の試算はいつも外れます。 赤字になることは目に見えていたはずです。 自民党政治、官僚政治のつけがJALにのしかかっているようです。
JALの株価は10/30終値で117円です。 チャート的には10/16日に100円と言う安値を付け三角保ち合いのような形となってきました。 その三角保ち合いもだいぶ煮詰まってきましたので、近日中にどちらかに振れるのではないかと思われます。 「保ち合い放れにつけ」という格言がありますので、マークしておいても面白いかも知れませんね。 きっかけはやはり政治判断となるかも知れません。 ただ気をつけなくてはいけないことのひとつとして、株主責任を問われる可能性があることです。
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